湯河原離宮のイタリアンマレッタで、スタンダードコース「マーレ」をいただいてきましたので、ご紹介します。〔24年7月訪問〕
概要
昨日の箱根離宮に続いて、今日は湯河原離宮に滞在です。
ディナーは、マレッタ。スタンダードコースの「マーレ」です。
ディナーをいただくのは、1年ぶりくらいになります。楽しみです。

色鮮やかな野菜と魚介を使用し見た目にも楽しめる前菜で食べる事の楽しさを演出します。
『新感覚と伝統がフュージョンする湯河原スタイル 』 がお楽しみいただけます。
アミューズ
小さなオードブル
プルミエ
茄子のコンポート イサキのカルパッチョ ズワイ 蟹と天然海老 トマトのクーリー で
パン
北海道産小麦のフォカッチャ
スープ
南瓜の冷製スープ
蜜柑の浮き輪に乗せた帆立貝のポワレにアグリュームソース
パスタ
明日葉のジェノベーゼ風 そで烏賊を添えたスパゲッティーニ
ポワソン
金目鯛の鱗パリパリ焼き 紅茶とフランボワーズのエマルジョン
ヴィアンド
黒毛和牛ロース肉のロティ マデラ香るジュドブッフと 葡萄
アヴァンデセール
グロゼイユとブルーベリー
グランデセール
パンド・ジェンヌとエキゾティックのコンポジション
コーヒー
アミューズ
「小さなオードブル」です。
刻んだローストビーフ。少しマスタードの風味も効いています。

プルミエ
前菜。「茄子のコンポート イサキのカルパッチョ ズワイ蟹と天然海老 トマトのクーリー で」です。
茄子のコンポートの上に、海老、ズワイガニ、イサキのカルパッチョ、お野菜が乗せられています。
ソースは、「トマトのクーリー」です。
少し酸味の効いた茄子がアクセントになって、イサキ、ズワイガニ、海老を合わせていただきました。

パンは、「北海道産小麦のフォカッチャ」です。
オリーブオイルに、宇治のお茶の香りがつけられているとのこと。

あまり分からなかった…。

スープ
スープは、「南瓜の冷製スープ 蜜柑の浮き輪に乗せた帆立貝のポワレにアグリュームソース」。
真ん中に、みかんの輪切りがあり、その上に少し焦がしたホタテが乗っています。
ホタテの上には、トマトなどが掛けられています。
南瓜のポタージュが濃厚で、ホタテともマッチしていて、美味しかったです。

好みの問題かもしれないけど、みかんは少し強くて、ポタージュとの相性はどうかなぁ。

さっぱりとして、美味しいけど、確かに、みかんはなくてもいいかも。

パスタ
パスタは、「明日葉のジェノベーゼ風 そで烏賊を添えたスパゲッティーニ」。
写真で太く見えるのが、「そで烏賊」です。とても柔らかくて、お刺身のような食感でした。
明日葉は、味が柔らかくて、なかなかの一品でした。

ポワソン
お魚料理は、「金目鯛の鱗パリパリ焼き 紅茶とフランボワーズのエマルジョン」です。
下に、人参や春キャベツが添えられています。
ソースは、紅茶とフランボワーズです。
名のとおり、鱗がパリパリっと焼かれていて、これも素晴らしい一品でした。
しっかりとした身とあわせていただきます。

スープもそうだけど、ソースが、フランボワーズの味や香りがお料理全体の中で少し勝ってしまっているかも。

今回は全体的にフルーツを効かせたのかなぁ。フルーツ入れるのは一品だけでいいかも。

ヴィアンド
お肉は、「黒毛和牛ロース肉のロティ マデラ香るジュドブッフと葡萄」です。
上に乗っているのは、デラウェア。これが意外とさっぱりとして、お肉に良くマッチしていました。

アヴァンデセール
デザートです。
1品目。「グロゼイユとブルーベリー」です。
写真の上が、ブルーベリーのムースとメレンゲ。
その下に輪切りにしたブルーベリー。
一番下の赤いのが、グロゼイユです。
「グロゼイユ」、知らなかったのですが、「赤スグリ」のことだそうです。
ちょっと酸味があって、美味しかったです。

飲み物は、紅茶をいただきました。

紅茶は、ラウンジでいただく方が美味しいんだよね。

お気に入りのロンネフェルトだね!

グランデセール
2品目のデザート。「パンド・ジェンヌとエキゾティックのコンポジション」です。
反り立ったチョコレートのプレートが特徴的です。
下には、バナナとパッションフルーツです。
涼し気なガラスのお皿に綺麗に盛り付けられていて、なかなかのデザートです。

総評
湯河原離宮のイタリアンマレッタのスタンダードコース「マーレ」。11,800円(税サ込14,278円)です。
以前いただいたカジュアルコースでは、ちょっと凝り過ぎた味付けに違和感があったのですが、今回は、どのお料理も美味しくて、大満足でした。