神楽坂ラビチュードのランチ(4皿コース)〔25年7月〕

神楽坂のビストロ・ラビチュードで、ランチに4皿コースをいただいてきましたので、ご紹介します。〔25年7月訪問〕

概要

東京は今日も猛暑です。炎天下の中ですが、神楽坂でランチをいただくことにしました。

牛込神楽坂と牛込柳町の間の辺りにある「ビストロ・ラビチュード」です。通り沿いですが、建物が少しだけ通りから奥にあって、ちょっと広めでした。

12時に予約をして伺いました。とても賑わっていて、既に2席を除いてお客さんが入っていて、その後、気が付けば、満席になっていました。

テーブルの間隔やテーブルの奥行も、神楽坂のお店はかなり窮屈なところも多いのですが、余裕を持った造りで、ゆったりとしていて良かったです。

ルノワールやマグリットのポスターが掛けられていて、店内は落ち着いた雰囲気です。

神楽坂の静かな通りに佇むこのビストロでは、時間にゆとりを持ち、優雅に食事を楽しむことができます。

こだわりのフランス料理は、素材本来の味を引き出し、ひと皿ごとに心地よい満足感を提供。

コース料理はどれもボリューム満点、こだわりの品々にご満足いただけること間違いなしです。

デザートやドリンクのセレクトも豊富で、ゆったりとした時間の中で、至福のひとときを過ごすことができます。

店内は木の温もり溢れる洋風なインテリアが揃っておりおしゃれな雰囲気とともに、大切な人との会話を楽しむひとときをご提供します。

デートやお誕生日などの記念日のご利用はもちろん、女子会やクリスマスディナーや大切な接待での利用も可能です。

神楽坂にいらっしゃった際はぜひ当店へお越しくださいませ。

(公式ウェブページより)

シェフ

知らなかったのですが、シェフが変わっていたようです。といっても、もう10年以上前ですね。

オーナーシェフ 鈴木祐介

初めまして!オーナーシェフの鈴木祐介です。

僕は神楽坂ロワズィール・ラビチュードのマネージャー・料理長として8年間お世話になり、2013年2月にラビチュードを師匠より譲り受けました 神楽坂に29年もある歴史のあるラビチュードに昔から通って下さるお客様に支えられ今日まで楽しくお料理を作らせて頂いております。

これから先も精進し、町の皆様とスタッフに愛されるラビチュードでありたいと思っています。

よろしくお願い致します。

(ブログのページより)

神楽坂にある『東京で一番敷居の低い』フランス料理店。
クオリティーの高い素敵なビストロの良さを知ってもらいたい・・・。
そんな想いから渋谷の高級店で、フランスの田舎で…計18年修行後、2013年春にオープン致しました。
フランス伝統料理「鴨のコンフィー」のお店として頑張っています。

(ブログのページより)

メニュー

ランチのメニューは、「4皿コース」2,530円と、「シェフお任せコース」4,400円があります。

今回、4皿コースをいただきました。

この4皿コース、前菜、メイン、デザート(飲み物付き)、飲み物から、好きな4アイテムを選ぶことができます。メインは1品、飲み物は770円までのものの範囲で選べます。また、一部のメニューは、追加料金が必要になります。また、メインとは別に、魚料理があるとのことです(メイン1品制限の枠外)。

例えば、①前菜+魚+メイン+デザート・コーヒー、②前菜2皿+メイン+デザート・コーヒー、③前菜3皿+メイン、④前菜+メイン+ドリンク2杯、などという選び方ができます(メニューに載っていた例です。)。

飲み物まで含めて選択できるというのは、変わっていますが、組み合わせがいろいろできて、ちょっと楽しいです。

散々迷った結果、今回は、2人とも、前菜2品、メイン1品に、デザートにしました。

前菜のメニューです。

お隣のページに、前菜の説明があります。

こちらがメインです。

本日のお魚料理は、アンコウとのことでした。

こちらも、お隣のページに、説明がありました。

そして、デザートです。4種類。

飲み物は、コーヒー、カフェオレ、エスプレッソ、アールグレイティーからの選択です。アイスは+110円とのことでした。

もちろん、デザートの説明もありました。

パン

まず、パンが出てきました。どちらのパンもプレーンな味で、美味しかったです。

写真を撮り忘れましたが、お代わりしていただいたパンは、強めのハーブの香りがしました。

前菜

前菜です。

2品選んだのですが、それとは別に、サラダが付いてきます。良いですね。

まず1つめの前菜は、「夏野菜と完熟トマトのガスパチョ」。

スペイン風の自家製野菜スープですね。

シェリー酒を隠し味に使っています。

バゲットと一緒にミキサーにかけるんですが、食べるスープと言った感じです。

元気になりますよ。

たしかに、トマトや野菜がしっかり入っている感じがします。舌触りも野菜を感じて、冷製で夏らしくて美味しかったです。

もう1品は、2人で1つずつ選んで、シェアしていただきました。

1つは、「雲丹のテリーヌ」です。

フランスブルゴーニュ地方にあるレストランのスペシャリテからヒントを得たテリーヌです。

特製の鴨コンソメジュレをふんだんに使ってご用意しています。

コンソメジュレが、ちょっと酸味が効いている感じで、爽やかでした。テリーヌ自体もあっさりしていて、ウニの香りがしっかりとして、美味しかったです。

そして、もう1つは、「田舎風 お肉のパテ」です。

フランスのお母さんが各家庭の冷蔵庫の中にあるお肉で、適当に作られる田舎風お肉のパテ。

料理人の腕が試される一皿です。

このパテ、素朴な味で、分量もしっかりとしています。

お酒に合いそうで美味しかったです。

メイン

メインも2人で1品ずつにして、シェアしていただきました。

1つは、「本日のお魚料理 プロヴァンス風」です。

豊洲市場から。

表面をパリッと。身はほろほろっと崩れるように柔らかいです。

トマト・バジル・黒オリーブでプロヴァンス風に仕上げてあります。

お野菜が凄くたくさんあって、ヘルシーでした。

お魚はアンコウ。ちょっと皮が硬かったので、外して食べる感じになったため、食べられる部分が少なかったかな、と思いました。

味付けは、塩味が強いわけでもクリームが強いわけでもなくて、こってりとしていないあっさり味で、良かったです。

そして、もう1つが、「若鶏もも肉のやわらかレモンクリーム煮込み」です。

夏らしく、さらやかにレモン煮込みを作りました。

レモンの香りとほろ苦いあと味がついもう一口食べたくなってしまいます。

鶏肉のもも肉とのことで、脂が気になりましたが、脂はしっかり落ちていて、骨から肉がほろほろと取れて柔らかく、あっさり頂くことが出来ました。

「レモンクリーム」も、名称からは重めのテイストを想像していたのですが、クリーム感がなくて、ヘルシーでとても美味しかったです。

デザート

デザートも、やっぱり2人で1品ずつシェアしていただきました。

1つは、「【定番】洋ナシの焼きプリン」です。

フランスではクラフティと呼ばれています。

修業時代 クレープのように散歩しながら食べてました。

洋梨のプリンは、大きめで、中身がふんわりと柔らかく、表面はカラメルがパリッとしていて、美味しかったです。

もう1つは、「【伝統】しっかりチョコレート」です。

お師匠さんより受け継いできた 伝統のチョコレートテリーヌです。

素朴で安心。ファンの多い一品です。

こちらは、プリンに比べて大きさは小さめで薄かったですが、濃厚なチョコで、美味しかったです。

飲み物は、アールグレイにしました。

自動販売機

テイクアウトもやっているようで、お食事している途中で、受け取りに来た人がいました。電話で予約するシステムのようです。

そして、お店の外には、なんと、自動販売機がありました。南フランスをイメージしたデザイン、だそうです。

中に入っているのは、前菜やデザート。冷たいお料理が提供されているとのことです。

今日いただいたものもありました。リーズナブルですね。

暑い中持ち帰るのが大丈夫かな、と思うのですが、なんと、自動販売機の脇には、保冷剤が置かれていました。なかなかですね。

総評

神楽坂のラビチュード。

ランチの4皿コースは、前菜でもメインでもデザートでも、さらに飲み物でも、カテゴリに限定なく選べるというシステムが、柔軟で楽しくて、良い感じです。お料理も、思ったよりも重くなくて、ヘルシーで、しかも、コスパが良かったです。

お料理が出てくるタイミングは、噂どおり、ちょっと時間がかかったかな、と思いましたが、ゆっくりといただいて、満足でした。

また訪問したいな、と思いました。

そういえば、お支払いはカード払いにしたのですが、あとでお店のお知らせをみたら、手数料の負担が厳しいので、できれば現金払いで、という旨のシェフの書き込みがありました。次回は配慮したいと思います。

【レストランとして 現金支払いのお願い】
2023年まで、当店はクレジット決済に対してお手数料金を頂戴しておりました。
政府の方針などもあり 時代の流れを考慮し 2024年の1月より すべてのキャッシュレス決済を導入し、手数料を0円にさせて頂きました。

この判断は皆さんに、できるだけ気軽に使っていただきたい、という気持ちから行動に移させていただきました。

実際に多くの方が現金を持ち歩くことなくスマートな決済で気持ちよくお食事を楽しんで頂けていると思っております。

ですが、残念ながらキャッシュレス決済のお店の負担額はスタッフ1人分以上にのぼります。

キャッシュレスを進めていく政府の考え方はわかります。
お客様がより便利にご利用いただけることもわかります。

ですが、そのおかげでお客様の来店人数が増えることはありません。

時代の移行期間とはいえ、負担をオーナー個人が何十万円も負担することはどう?なのだろうと思っております。

ここまでお読みの方は、レストラン側がどんなに企業努力を積み重ねて、
より美味しいご飯を、楽しい空間を、用意しているかという事はわかってくださっていると思っています。

このままでは頑張っている小さいレストランが、より大変な状況に追い込まれてしまいます。

もし、どちらでも大丈夫なのでしたら、大切なレストランでは現金で支払っていただけると有難いです。

きっと皆さんが大切になさっているレストランのオーナーは黙って次の機会に浮いた分の代金を美味しさに乗せて返してくれていると思います。

*残念ながら現在のレストランの利益率は、他の業界に比べて極めて低くなっており、このような状況になっております。
政府も一部の方々は手数料を大幅に下げるべきとのお話もあるようですが、
実現するにはまだ時間が必要になると思います。

厚かましいお願いではありますが、皆様の大好きなお気に入りのレストランが継続していけるようにと願っております。

ラビチュード オーナー 鈴木祐介

〔2025年6月10日 ウェブページ・最新のお知らせより抜粋〕

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