湯河原離宮2424号室(SEの和モダン)のご紹介

湯河原離宮のSEの和モダンのお部屋、2424号室に宿泊してきましたので、ご紹介します。〔25年6月訪問〕

概要

湯河原離宮。4月に続いての訪問です。

季節は、6月。紫陽花の季節です。ロビーでは、綺麗な紫陽花の飾りが舞っていました。

エントランスのこのスペースは、今回のような飾りがあったり、お正月にはお酒を振る舞っていたりして、ちょっと楽しい場所です。

今回のお部屋は、2424号室。SEタイプの和モダンのお部屋です。

2号棟4階の水庭側のお部屋です。

4階の水庭側には、8室。2421号室、2424号室と2425号室の3室がSEタイプのお部屋で、他の5室はSタイプのお部屋です。

案内図の右側にエレベータがあり、そこから廊下を進んできます。

2号棟はL字型としているので、中ほどで90度曲がることになるのですが、2424号室は、廊下を曲がるすぐ手前のお部屋です。

エントランス

お部屋のエントランスです。

和モダンなので、ここで靴を脱いで上がります。右側には、靴を履くときに座れるような椅子があります。

あがった先、正面の廊下はリビングルームに、左側の廊下はトイレ等です。

振り返ってみたところです。左側が入口の扉です。

先程見た案内図は、この扉に付いています。どの施設でも同じですね。

入口脇の棚の上には、スリッパです。使い捨てです。

鏡に映っているので、沢山あるように見えますね。

リビングルーム

廊下の先に、リビングルームが見えます。

左側の壁の中は、和室になります。

進んでいくと、ポット等が置かれたテーブルがあります。

その手前の扉は、バスルーム等です。

テーブルの上のオブジェが、シンプルな感じですね。

テーブルの上。お湯呑、お菓子にお水があります。

向こう側には、電話とメモ帳が置かれています。

お菓子は、湯河原離宮のうさぎの包みのクランチです。

そして、「ウェルカムサービス」のお菓子もありました。

売店でも売っているゴーフルかな。

下の引出しには、急須やポット、アイスペールが入っています。

ちょっと暗くてわかりづらいですが。

その隣の引出しには、グラス。

大きいグラスと小さいグラスが備え付けられています。

冷蔵庫には、お酒とソフトドリンク。有料です。

ソファースペースです。

しっかりとしたソファーで、過ごしやすかったです。

窓側には、チェアがあります。

テレビは、ソファーの正面の壁に埋め込まれています。

窓との間にスペースがありますが、裏側に回れるわけではありません。

そして、漆黒のしっかりとしたテーブルです。金色の模様。琳派ですね。

今回のお食事は、インルームにしたので、このテーブルの上でいただきます。

窓のカーテンを開けると、水庭です。

水庭の正面に4部屋あるうちの一番奥のお部屋なので、正面の噴水を斜めから見る感じになります。

左奥がパブリック棟。ラウンジとその下はマレッタです。

写真に写るわけではないですが、パブリック棟の一番上の階の外が、露天風呂のあたりですね。

窓からの景色、反対側は、建物です。

L字型になった2号棟の奥、見えそうで見えない微妙な造りになっています。

でも、この水庭の横側のお部屋は、ラウンジの正面になるので、ラウンジからは凄く良く見えます。気を付けましょう。

分かりづらいですが、窓側に寄って行って、下を見たところです。

あまり良い景色ではありませんが、水庭の右側、一段下がっているのがわかります。電気の配線と思われるようなケーブルも見えます。

ラウンジからは見えないので、こんな構造になっているとは知りませんでした。

こう見ると、2号棟の1階・2階の水庭側のお部屋は、ちょっと微妙なのかもしれません。利用したことがないのでわかりませんが。

和室

さて、お部屋のご紹介に戻ります。

リビングルームから和室を見たところです。和室は一段上がっていて、その縁の下に間接照明が埋め込まれています。和室の中は、正面の壁が金色で、その下でも、床の照明が眩しく光っています。

和室の真ん中のスペースが、光の帯に囲まれている感じで、ちょっと煌びやかな感じ。これも、琳派を意識しているのでしょうか。

和室は、ふすまと言っていいのか、引き戸を閉めることができます。

和室の中、畳は壁と同じ少し黒っぽい茶色をしています。

明るさマックスにしたら、床の奥の照明が眩しいくらいです。お部屋としては、なんだかちょっと落ち着かない感じです。

テレビは、座椅子の正面の壁に掛けられています。これもちょっと変わった感じです。

右側、リビングとの間の引き戸を閉めているので、ちょっと暗い感じです。

お部屋の正面、金色の壁の脇に、扉があります。

この写真、壁下の照明の明るさを少し抑えて撮ったのですが、どうでしょうか。

それでもやっぱり明るいですよね。変わった照明です。

さて、その扉を出て、反対側から見たところです。写真では、和室は右側になります。

出たところが何かと言うと…。

なんと、この場所にクローゼットなどがあります。

和室から出たスペースに壁があり、その裏側に配置しています。

このあたりも、おもしろい造りです。

クローゼットの中。和室で使うお布団が入っています。

これは、和室の押入れなのですね。

お布団の入っていた開きの右側にも、縦に敷布団が入っていました。

これが本来想定していた使い方なのでしょうか。

そして、その奥に、荷物置き。

奥まっていて、使い勝手が微妙な感じです。

その上に、ハンガーをかけるスペースがあります。

写真を撮ったときは気にしていなかったのですが、ハンガーはどこにあったのでしょうか。

クローゼットの左側には、扉があります。

このスペース、和室からも入ることができますし、こちらの扉からも入ることができます。ウォークインクローゼット、って感じでしょうか。

さらに中に扉があって、そこにお布団が入っている訳ですが。

こちらの扉を開けると、そこは、トイレの扉、そして、その先にエントランスです。

和室をぐるっと回る回遊動線になっている、ということですね。

和室から入口のトイレに裏側から行けますし、それはそれで、便利な造りです。

ベッドルーム

リビングスペースに戻って、エントランスを振り返ってみると、扉が2つ。

向こうの扉がベッドルーム、手前の扉が洗面スペース等です。

ベッドルームです。

扉は引き戸になっていて、開けておいても邪魔になることはありませんでした。

リビングルームの明るさに比べて、落ち着いた感じの照明です。

それでも、一番明るくすると暗い感じはしませんでした。

いま見てみたら、左右のベッドで、照明の種類が違います。なんでなのか、ちょっと変わっていますね。

奥のベッドのサイドテーブル。照明と電話が置かれています。

ベッドの向かいの壁、入口の扉の向こう側にテレビが掛けられています。

そして、その下に、壁付けのデスクにも使えそうなカウンターと椅子です。

幅も狭いですし、ちょっと無理している感じですが、考えてみたらベッドルームのカウンターをあえてデスクとして使うこともあまりないので、スペースの使い方として合理的なのかもしれません。

そして、正面にクローゼットです。

といっても、壁全面がクローゼットというわけではなく、真ん中の部分が開くようになっています。ハンガーがたくさんありますね。ハンガーは和室のクローゼットにも持って行って使いました。

そして、下には、貴重品入れとナイトウェアです。ナイトウェアはいつもどおり上だけです。

バスルーム等

バスルーム等です。このお部屋は、ベッドルームとバスルーム等はつながっていません。

一度リビングルームに出て、隣の扉から入ることになります。

扉を入って右手に洗面台です。洗面台の左側には、バスローブが掛けられています。

2ボウルの真ん中にアメニティがずらり。

シャンプーなどもここに置かれています。

下の引き出しには、タオル類です。

そして、洗面台の隣に、ドライヤーとともに、なぜかもう1つバスローブが置かれていました。

タオルなどを置く台が洗面スペースにはないから、ということだと思います。

そして、奥には、トイレがあります。

最近思うのですが、洗面スペースの開放型のトイレは、使い勝手が良くて、便利ですね。

住宅でも参考になるような気がします。

さて、左側、ガラスの扉の向こうにバスタブです。

こちらのお部屋も広めのバスタブ。気持ちよく温泉に入れます。

壁には、テレビです。私たちは、このテレビを使うことはありませんが、どの施設でもありますし、映像を見ながらゆっくりとお湯に浸かるのも良いのかもしれません。

シャワーとその下の洗い場です。

右側、バスタブの向こうは、特に何もない平らなスペースになっています。

そして、窓からそとの景色です。

ご覧のとおり、右側3分の1くらいは、建物がかぶっています。

もちろん、中が見えることはないのですが、あまり良い景色とは言えません。

トイレ

エントランスに戻り、左側を見たところです。

奥の扉が和室の裏のクローゼットへの動線、そして、左手前の扉がトイレです。

こちらがトイレです。

水受けは、浅くて丸い形。洒落ていますね。

お食事

今回のお食事は、夕食、朝食と、インルームでいただいてみました。

和食も洋食もあるのですが、どちらも洋食にしました。マレッタ中田料理長です。

楽ですし、美味しくいただきました。

総評

湯河原離宮の2424号室。2号棟4階のSEの和モダンのお部屋です。

窓からの景色に、2号棟の建物がかかってきますが、凄く気になるほどではありません。

リビングスペースもベッドルームも使い勝手が良かったのですが、和室がちょっと変わった造りで、落ち着かない感じがしました。

あと、和室の押入れ(クローゼット)の動線は面白くて、これも使い勝手が良かったです。

同じタイプのお部屋は、2号棟3階から5階までの同じ位置に1室ずつあり、角を曲がった2525室なども、ほとんど同じ造りのSEの和モダンのお部屋のようです。

最近靴を脱いで上がるお部屋のくつろぎ感にはまっているので、このお部屋もリラックス出来て良かったです。