熱海の観光スポット・起雲閣

熱海の起雲閣を見学してきましたので、ご紹介します。〔25年4月訪問〕

春の熱海。リゾーピア熱海に宿泊です。

リゾーピア熱海から歩いて、ちょっとお散歩。昨年は、旧日向家熱海別邸を訪問しました。

今日は、サンビーチを抜けて、「起雲閣」に来てみました。

公式ウェブページによれば、起雲閣は、大正8年に築かれ、「熱海の三大別荘」の1つで、「熱海市指定有形文化財」なのだそうです。

「熱海の三大別荘」のほかの2つは、「非公開の岩崎別荘」と「今はなき住友別荘」だそうです。

入場料は、610円。旧日向邸の1,000円よりもちょっと安いです。

館内案内図。パンフレットにも載っています。

最初は分からなかったのですが、真ん中の庭園を囲んで、敷地の外周に建物が配置されていて、ぐるっと一周歩いてみて回ることができます。

また、裏側に駐車場もあります。

まず、入口から入ってすぐの「麒麟」です。

中庭が良く見えて、綺麗です。

庭園の左側に、これから見学する建物が見えます。

「麒麟」は、2階にも上がることができます。「大鳳」だそうです。

この建物は、最初の持ち主であった「内田信也」さんが大正8年に建てた和館なのだそうです。

2階から、お隣の建物を見たところです。

分かりづらいですが、洋館のサンルームで、天井はステンドグラス、床は綺麗なタイルになっています。

こちらが洋館のサンルームの中です。

洋館の「玉姫」は、2代目の持ち主である根津嘉一郎さんが昭和7年に建てたものだそうです。

天井のステンドグラスです。

写真ではわかりづらいですが、明るくてきれいでした。

その奥には、展示室があります。

展示室は3つあります。一番手前は、「起雲閣ゆかりの文豪の間」です。

展示物は撮影禁止とのことなので写真はありません。

展示室は、平成2年に、貸出施設とともに新しく作ったもののようなのですが、何となく旅館の客室のような感じになっています。

窓側のソファのところから中庭が見えて、なかなか気持ちが良いお部屋です。

2番目の展示室は、「尾崎紅葉の間」。

3番目の展示室は、「坪内逍遥の間」だそうです。

展示室の先には、洋館の「金剛」。根津嘉一郎さんが昭和4年に建てたものだそうです。

こちらには、「ローマ風浴室」があります。

こちらがローマ風浴室。「ステンドグラスの窓やテラコッタ製の湯出口などは、建築当時の物」だそうです。

さらにぐるっと順路を進むと、貸出施設があります。

音楽ホール・ギャラリー・和室などがあるようで、こちらは、「音楽サロン」です。

駐車場からすぐに入れるようになっていて、いろいろな催しが行われています。

市の施設として、なかなか良いですね。

一周廻って見学した後は、庭園を散策です。

真ん中に池があって、広くて気持ちがよいです。

敷地は、3,000坪。お庭は、1,000坪くらいあるようです。この建物は、展示棟です。

熱海の起雲閣。歴史ある別荘の建物と綺麗なお庭。

見学している利用者も多く、また、貸出施設もあって、なかなか良い施設です。

天気も良かったので、気持ち良く見学することができました。