箱根離宮ターナのスタンダードコース「aria」〔24年7月11日～9月11日〕

箱根離宮のイタリアンターナで、スタンダードコース「aria」をいただいてきましたので、ご紹介します。〔24年7月訪問〕

概要

箱根離宮、今回は、ECの２ベッドルームに宿泊です。

ディナーは、ターナ。17時からの前半席です。

前半席だったので、ランチは軽くおそばにして、程よくお腹がすいてきたところで、ディナーに向います。

スタンダードコース「aria」です。

Stuzzichino

まず、アミューズは、「箱根離宮 “ Tana ” からの贈り物　～ ガスパッチョ ～」です。

「サルビコン」との説明がありました。「サルビコン」、スペイン風の魚介サラダのようです。ドレッシングには細かく刻んだキュウリやパプリカが入っていてシャキシャキ感がありました。

フルーツトマト、その上にジュレが乗っています。

下には、ブリ。２切れ重ねて盛り付けられています。

このブリ、カルパッチョと炙りと、異なった方法で調理されています。どちらも脂がのっていますが、風味が異なっているのが面白いです。

Antipasto

次は、魚介のカルパッチョです。「宮城県産・・・ムール貝・蛸のマリネ　小田原漁港から届いた海の幸をカルパッチョにして」。

手前にあるのは、人参と塩味の効いたほうれん草のソース。

そして、カルパッチョは、層になっています。

一番下が、人参のムース。
その上に、ムール貝・タコのマリネとイサキのカルパッチョ。
さらに、カマンベールチーズが乗せられています。

お野菜やエディブルフラワーで飾られています。

カマンベールチーズが合うかな、と思ったのですが、あっさりしたお野菜と濃厚なチーズが、意外とマッチしていました。

柔らかくて、少し甘めの柔らかいミルクパンです。

写真はありませんが、後で、ミニフランスパンのような固めのパンも出てきました。

Antipasto Caldo

次は、鴨料理です。「近江鴨のロースト　ビーツのピュレとオリーブソース」。

鴨は、ローストとつくねになっています。

柔らかいローストはもちろん美味しかったですが、つくねもパテのようなスパイスが効いた味付けで、美味しくいただきました。

下には、万願寺唐辛子。

ビーツのソース、マッシュルーム、そして、細かく刻んだオリーブです。

オリーブが酸味があって、鴨によく合っていました。

Pasta

パスタです。「国産栄螺のスパゲティーニ　磯の香り」。

栄螺が歯ごたえがあります。

上に、スライスしたレモンが乗っていて、爽やかなアクセントとなっていました。

Pesce

お魚料理は、「広小路魚籐から届いた白身魚のポワレ　冬瓜と白いラタテュイユ」。
イサキです。

左右に冬瓜で、イサキの下には、蟹、ヤングコーン、玉ねぎが入ったラタトゥイユです。

冬瓜と酸味のあるラタトゥイユがイサキとマッチしていて、あっさりと頂けました。

上に載っているのは、「エストラゴン」だそうです。黄色い球状のものは、洋風茶碗蒸しとのことです。

Carne

お肉は、「黒毛和牛ロース肉の網焼き　伊豆の椎茸と修善寺の黒米　安曇野の山葵をアクセント」。

ソースはフォンドボーで、安曇野の山葵が添えられています。

黒毛和牛の下は、椎茸と黒米です。

脂がしっかりと乗ったロースで、美味しかったのですが、お料理が全体として分量が多めだったので、少々重く感じました。
フィレ肉の方が良いかな、と思ったのですが、「飛騨牛フィレ肉」への変更、3,025円（税サ込）だそうです。

にゃぶりん

フィレがいいけど、この分量だとするとさすがに高いかなぁ。

山葵をたくさんつけるとさっぱりと美味しくいただけました。

椎茸は凄く立派なもので、いい味をしていました。

Dolce

デザートは、「桃のコンポート　～ バラの香り ～」です。

ジュレは、レモンと炭酸。そして、シャインマスカットの輪切りが乗っています。

真ん中には、カルピスのムースとフランボワーズのアイス。

フルーツメインのデザートは、締めくくりとしてあっさり頂けていいですね。

食後は、紅茶をいただきました。

お腹がいっぱいだったので、小菓子は包んでいただきました。以前は３種類あったような・・

総評

箱根離宮のターナ。スタンダードコースのaria。13,000円（税サ込15,730円）です。

どのお料理も美しく美味しくいただきました。

にゃぶりん

少食な人向けに、もう少し分量とお皿の数を抑えたコースがあってもいいかもね。

わんわんた

そうだよね。特に連泊だと２日目は軽い方がいいね。アラカルトもあるけど、確かに、軽いコースもあるといいね。